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統計検定とは?統計検定3級の勉強方法から受験記を紹介

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統計の知識・技能が問われる統計検定。

統計という分野だけでなく、データや数値を見る観点でも統計の知識は必要になるため注目度があがっている資格です。

そのなかでも統計検定3級はグラフの読み方など統計の基礎を問われるレベルのため、統計の登竜門としてちょうどいい資格です。

その3級について試験概要と勉強法を受験したときの情報とあわせて紹介していきます。

統計検定とは?

「統計検定」は、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。

一般財団法人 統計質保証推進協会が実施し、一般社団法人 日本統計学会が認定している資格です。

3級のレベルは?

資格試験は「1級」「準1級」「2級」「3級」「4級」で区分されています。

3級は「大学基礎統計学の知識として求められる統計活用力を評価し、認証するために検定を行います」となっています(ホームページ)。

おおむね高校数学~一部大学数学といったレベル感になります。

試験方式

統計検定1級以外はCBT(Computer Based Testing)方式での受験ということで、コンピュータを使用した試験になります。

受験したいテストセンターを探して、テストセンターに空きがあればいつでも受験できる形になります。

ご自身の予定や勉強の進み具合によって、受験日を自由に調整することができます。

テスト結果が残念な結果になったとしても、前回受験から7日以上経過すれば再受験できるので年1回、半年に1回といった資格と比較すると受験に対するハードルはかなり低くなります。

勉強方法

実際に著者が3級を受験したときの勉強方法を紹介します。

参考までに著者のレベル感としてはこちらです。

  • 高校は理系、大学では統計を学んだ(もう忘れています)
  • 仕事はデータを取り扱う開発

そのため数学に抵抗感はなく、グラフの読み方などはあらためて勉強する必要は特になかったです。

一方で一般的な知識や公式はあらためて学習する必要がある状態でした。

 

勉強方法としてはシンプルでこちらの公式テキストを一通り読みました。テキストの章末には問題があるのでその問題も解きながら進めていきました。

その後、こちらの問題集を3回実施しました。

統計検定は知識をそのまま問われる(暗記)問題もありますが、多くは知識を使って解く問題が多いです。

資格試験によっては過去問がそのままでるといったものもありますが、統計検定はそういった問題はない(はず)ので、公式や知識を使って問題が解けるようになる必要があります。

そのため過去問を解き、勉強しました。

トータルとしては20~25時間程度の学習だっと思います。

 

学習で使用したテキスト含め、統計検定3級受験時のおすすめテキストについてはこちらで紹介していますので、より詳しく知りたい方はご覧ください。

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受験記

申し込み~試験当日

この章では具体的に申し込みから試験当日までの状況についてかいつまんで紹介しますので、受験の参考にしていただければと思います。

 

申し込みは株式会社オデッセイ コミュニケーションズのWebサイトで申し込みを行います。

受験したい会場を選び、申し込みます。

申し込み後、Odyssey IDの取得登録が必要になります。

すでに他の試験でIDの登録がお済の方は不要です。

このIDは試験時にも利用するので必ず取得しましょう。

 

試験当日は申し込んだ会場の指示に従って、向かう形になります。

私が申し込んだ会場は5分前まで来てくださいとの指示で早く着きましたが、時間まで待っている形でした。

持ち物としては下記になります。

  • 身分証明書
  • 電卓
  • Odyssey ID(とパスワード)

資格試験としてはかなり身軽ですね。

試験会場で受付をすませば、受験するPCのところに案内され、受験スタートです。

受験終了後はその場でレポートが表示され合否がわかります。

登録したOdyssey IDを利用して、自宅でもレポートを見ることができます。

受験しての所感

資格試験を受験してみて、感想をいくつか載せておきます。

  • 統計の復習と2級の伴走として3級を受験したが難しかった(本当に高校のときにやったかは疑問(笑))
  • 過去問を何度も解いて公式の使い方や計算方法をしっかりと学んでおいてよかった
  • 他の資格試験でもそうだが、CBT方式は受験へのハードルが低くて助かりました
  • 電卓慣れをしておいたほうがいいとアドバイスをいただいていました。過去問でも利用していたため、試験で問題なく使うことができました
  • 問題集を読んでいただいた方にはわかるかもしれませんが、1問1問をしっかりと読まないと解けない問題も多々あります。そのため試験時間は1時間いっぱいいっぱいかかりました。

まとめ:統計検定3級の勉強方法から受験記まで

統計検定3級の試験概要、勉強方法、受験記を紹介しました。

統計に携わる方だけでなく、データや数値を取り扱う方向けにもおすすめできる資格です。

試験方式や試験のレベルとしても難易度はそこまで高くないので、ぜひ受験してみてください。

 

最後にあらためて統計検定3級のおすすめ勉強コンテンツを紹介します。

おすすめ書籍は公式テキストでこちらの記事で紹介しています。

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