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おすすめ本『上に行く人の報連相のキホン』 新入社員のためだけのスキルではない

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社会人の基本スキルである「報連相」。

今さら報連相という人もいますが、意外と侮れないのがこのスキルです。

仕事のコミュニケーションの基本であり、できて当たり前と言われていますが、意外と多くの人ができていないのがこの報連相です。

その報連相のテクニックを紹介したのが、今回取り上げる『上に行く人の報連相のキホン』です。

新入社員だけでなく、仕事に慣れてきた方にもおすすめできる一冊ですので、仕事でのコミュニケーションがうまくいっていないと感じる人はぜひ手に取ってみてください。

報連相はどんな仕事にも共通する基礎スキル

報連相(報告、連絡、相談)というと新入社員向けのスキルと思われがちですが、そうではありません。

自身の経験や周りでこんな指摘はされていないでしょうか?

  • この案件、締め切りが近くなってきているけどどうなっている?
  • アンケートの回収率が悪いけど、しっかり連絡した?
  • どうしてもっと早い段階で相談しなかったのか?

こういった話は、仕事上よくある話で、新入社員だけでなく、若手中堅問わず発生して売るのではないでしょうか?

上司の指示が悪いというところもあるかもしれませんが、報連相がしっかりできていないことに起因するものです。

逆にこういった指摘が少ない方は、仕事上手や周りとコミュニケーションを取れている方が多いのではないでしょうか。

 

報連相は仕事のコミュニケーション方法の一つですので、どれだけクオリティの高い仕事をしても報連相がいまいちですと、評価してもらえないといったことにつながります。

仕事のコミュニケーションがうまく取れていないと感じる方は今一度報連相のスキルを見直ししてみてください。

気になったポイント

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本書では報連相がなぜ必要かという点から、現場で使えるテクニックを34個紹介しています。

その中でも気になったポイント、実際に現場でも使えているポイントを3点取り上げます。

もらえる時間は1分と心得る

報連相は上司の時間をもらっていると意識することが大事です。

なんでもかんでも報連相するのではなく、相手が知りたいことを意識して必要な情報のみを伝えることが大切です

その情報に興味・深堀したい場合は、相手から聞いてくるはずですので、まずは簡潔に話すことを心がけましょう。

簡潔に話すことを心がけないと、あなたの報連相は長くてわかりづらいと意識され、後回しにされてしまうことがあります。

そうすると自身の仕事は遅くなりますし、大事な情報を伝えられないといった事態にもつながってしまいます。

結論から言う

部下から上司への報告で一番関心があることは結論です。

結論までの話をだらだら話しても結局何が言いたいのと指摘された経験はないでしょうか?

上司はあなたが思っている以上に時間はありません。

まずは結論から話し、そのうえでなぜその結論に至ったかを話すようにしましょう。

もし報告中に時間切れになったとしても、一番大事な結論は最初に伝えたことになります。

具体的な数字を使う

報連相をする際に数字を入れると説得力や理解力が一気に上がります。

余程のことがない限り、数字を使えばお互いに共通認識を持つことができます。

一方で、数字を使わない場合は、共通認識を持てず、齟齬が出てくる可能性があります。

例えば「たくさん売れました」と報告した際に、「たくさんとはどのくらい?」という疑問が出ますし、上司と部下でたくさんの認識が違います。

このたくさんを確認するためにやりとりも増えるので、スムーズな報連相でもできなくなります。

具体性アップ、スムーズなやりとりのためにも数字を使った報連相を心がけてみてください。

まとめ:上に行く人の報連相のキホン

報連相の必要性とテクニックを取り上げた一冊を紹介しました。

今さら報連相なんてと思われる方が多いと思いますが、仕事のコミュニケーションがいまいちうまくいっていないと感じる方は報連相に問題があるかもしれません。

今一度ビジネススキルの基礎を見直すために、「上に行く人の報連相のキホン」読んでみてはいかがでしょうか?