データの利活用、データドリブン経営などビジネスの中でデータが必須になった世の中。
この流れに合わせてデータを扱うスキルも必須となり、当ブログでもデータに関わる様々な内容を取り上げています。
そのデータを取り扱う技術の中でももっとも大切なのが数字を見る力・考える力です。
データ分析などで出力された数字がそもそもどういったものか、どう判断すべきなのかを考えないとデータを十分に活用できません。
逆にデータの活用を推し進めていくにはそもそも数字で考えることが出発点になります。
そこで今回は数字を見る力・考える力を学ぶことができるおすすめ本を紹介していきます。
数字を見る力・考える力を学ぶことができるおすすめ本
データの利活用といわれるとデータベース、SQL、BIツール、機械学習、AIといった言葉を考える方が多いと思います。
もちろん今挙げたようなもの大事ですが、これらはデータの利活用を推進するためのツールにすぎません。
データをつかってどのように考えるか・判断するかが大切になります。
いいデータを準備して、分析でいい数値がでたとしてもその結果を理解できなければビジネスへ十分に活かすことはできません。
そのため数字を見る・考えるといった力はデータ利活用を進めるために基礎スキルとも言えます。
そこでその基礎スキルを学ぶことできる本として下記の3冊を紹介していきます。
- 数値化の鬼
- 数字で考えるは武器になる
- KPIマネジメント
数値化の鬼
まずは数値で考えることを基本とすることを紹介した一冊です。
よく数値では表せないものがある、数値がすべてではないとおっしゃる人がいますが、考える順番の問題です。
とにかくまずは数値で考える、そのうで数値では考えられない領域をそれ以外で考えることが大切になります。
本書ではビジネスでのいろいろな場面を数値で考えるとこうなる、逆にこういった罠に陥っているといった形で解説しているので共感できるところも多いと思います!
別記事でもこの本の紹介は記載しているので、こちらもよければご覧ください!
数字で考えるは武器になる
数字はビジネスの様々な場面で共通認識のもと会話できるものというということで本書はスタートしています。
数字で同会話するか、数字をどうとらえるかのスキルを紹介し、ビジネスでの「説得力」「伝えるスピード」「生産性」の向上につなげています。
数字やデータというと専門的なデータ分析といったところを想像する方が多いかもしれませんが、数字やデータを取り扱うのは仕事での価値向上や効率向上のためです。
そこの基礎の考え方を教えてくれるのがこの1冊で、実例を交えながら数字の見方を紹介してくれます!
最高の結果を出すKPIマネジメント
ビジネスで数値といえばKPIを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
前章まで紹介した本は数字に対する考え方、テクニックでしたが、こちらは「KPI」に内容を絞ったものになります。
事業を成功に導くための鍵となる数値目標がKPIですが、このKPIを適切に設定できていない企業は多くあるのではないかと考えています。
本来見るべき数値は?目標に対してどの数値を設定すべきなのか?を解説した1冊ですので、KPIマネジメントに関わる方におすすめです。
また、KPIとはといった基礎的なところから解説もしているので、これからKPIをはじめて設定していきますといった方にもおすすめの1冊です。
まとめ:数字を見る力・考える力を鍛えるおすすめ本
現代社会で重要なスキル「数字を見る力」「数字で考える力」を養えるおすすめ本を紹介しました。
データ系に関わっている人はどうしても専門的なスキルに目がいきがちですが、大事なのはデータやその結果をどうビジネスに活かすかです。
そういったベースになる考え方もこれらの本で学ぶことができるのおすすめ書籍になります。
また、今まで数字に関わってこなかったという方にもわかるよう実例が多く入った書籍ですので、数字への苦手意識をなくしたいという方にもおすすめです!