データドリブン経営、データ活用、データ分析を支えるデータエンジニア。
データ利活用は需要は年々があがり、そこに伴ってデータエンジニアの需要も高まっています。
そういった中でデータエンジニアを目指す方、スキルアップは多いと思います。
そこでデータエンジニアを対象に入門向けのおすすめ本を紹介していきます。
データエンジニアの仕事について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
目次
データエンジニア向けおすすめ本
データエンジニアの仕事は多岐にわたります。
データを取り扱えればいいというわけではなく、データベース、データベースを含むデータ基盤や環境など多くの知識が必要です。
そこでおすすめ本として下記の5冊を紹介していきます。
- スッキリわかるSQL入門 第4版 ドリル256問付き!
- Google Cloudではじめる実践データエンジニアリング入門
- 図解即戦力 ビッグデータ分析のシステムと開発がこれ1冊でしっかりわかる教科書
- 実践的データ基盤への処方箋
- ビジネスダッシュボード 設計・実装ガイドブック
スッキリわかるSQL入門 第4版 ドリル256問付き!
データに関わる人にとって、まずはデータを取り扱うスキルが必須です。
そこで大事になってくるのがSQLになります。
この書籍ではSQLの入門からデータベースの基本知識まで学ぶことができます。
SQLは基礎部分はこれ一冊で学べると言っても過言ではないので、SQLを一から学ぶ人にはおすすめです。
SQLが練習できる環境も準備されている点も、おすすめポイントの一つです。
SQLに関わる書籍は他にもあり、当サイトでもおすすめ本を紹介していますのでこちらの記事も参考にしてください。
Google Cloudではじめる実践データエンジニアリング入門
データ基盤の代表格であるGoogle Cloud。
Big Query利用してデータを蓄積、分析されている方も多いと思います。
この書籍ではデータ基盤の基礎知識、Google Cloudの基礎知識、具体的な実装方法まで紹介しています。
クラウドサービスのため導入のハードルも低いため、自身の環境で勉強しながら、データ基盤を実装してみようという方にはおすすめです。
図解即戦力 ビッグデータ分析のシステムと開発がこれ1冊でしっかりわかる教科書
ビッグデータを取り扱うには多くの仕組みが必要となります。
データエンジニアがすべてに関わるかといえば、職場ごとに異なりますが、最低限用語は知っておいた方がいい場面は多々あります。
この書籍ではデータエンジニアリング、ビッグデータを分析するうえで必要な用語を解説しています。
具体的な実装方法までは紹介していませんが、データエンジニアとして必要最低限覚えておいた方がいい用語・技術にはおさせているので、入門書としておすすめです。
実践的データ基盤への処方箋
この書籍はこれまで紹介してきたものとしては少し毛色が異なり、データ基盤に対する考え方をまとめた書籍です。
会社、サービス、組織に対してのデータ基盤の位置づけから、どのように構築すればいいか、どのように運用していけばいいか、セキュリティを意識したデータの取り扱い方などをまとめています。
タイトルにもあるように、考え方をおさえず、実装するサービスをどうするかといった話をいきなりスタートしても十分にデータを活用することができません。
データを最大限活用するためにもまずは考え方からということでおすすめの一冊です。
ビジネスダッシュボード 設計・実装ガイドブック
最後に紹介するのはビジネスダッシュボードを設計・実装するために役立つ書籍です。
データ活用でデータ基盤構築後、欠かせないのはデータを可視化する環境です。
このデータを可視化する環境もデータ基盤の一つとされることもあり、データエンジニアがダッシュボードを開発することも少なくありません。
そのダッシュボードの設計から実装までをまとめた書籍がこちらになります。
ダッシュボードは一般的にBIツールで構築しますが、BIツールの書籍はBIツールの使い方に焦点を当てたものが多いです。
一方でこの書籍はダッシュボードをどのように作っていけばいいかをまとめているので、BIツールに関わらず活用できる書籍になりますのでおすすめです。
具体的にBIツールの使い方を知りたい方は、こちらの記事でおすすめ本を紹介しているので参考にしてください。
まとめ:データエンジニア向けおすすめ本
データエンジニア向けのおすすめ本を紹介しました。
データエンジニアの業務は多岐にわたるため、この本1冊読んでおけばいいというものはなかなかありません。
その中でも各分野・スキルでおすすめ本をピックアップしましたので、業務やスキルアップしたい内容に応じて選んでみてください!