BIツールの代表格の一つ「Power BI」。
Microsoft製ということもあり、使用してみたい、脱Excelをしてみたいと考えておられる方も多いのではないでしょうか?
そのためPower BIを勉強したいという方も多いと思いますが、意外とPower BIに関する書籍は少ないです。
そこでここではPower BI初心者・これからPower BIを触ろうという人向けに、おすすめ本を紹介していきます。
目次
Power BIを勉強するには?
Power BIをはじめとしたBIツールは簡単に操作できることをコンセプトに作られていることが多いです。
一方で、細かい作りこみやデータ処理をしっかりと実施しようとすると一定の勉強が必要になります!
ここではPower BI初心者向けに、操作方法などが勉強できるおすすめ本として次の4冊を紹介していきます。
Power BIのデータ処理に必要なPower Queryについても記載がある書籍ですので、データの可視化だけでなく、データ処理も触れている書籍です。
Microsoft Power BI[実践]入門
Power BIの基礎的な使い方をまとめた一冊です。
グラフを作るところから、DAX関数、ワークスペースの設定とPower BIを開発・運用するうえで必要なところが一通りあると書かれています。
一歩踏み込んだところや細かい紹介までは載っていないので、Power BIをこれから使っていきたいという方におすすめです。
また、Microsoftが提供するDataverseとの接続の仕方についても取り扱っているので、Power Platformの学習をしていきたい方にもおすすめとなります。
できるPower BI データ集計・分析・可視化ノウハウ
Power BIの概要、セットアップからはじまり可視化方法を紹介しています。
とくにグラフの作り方についてはフルカラーで細かく紹介されているので、初心者の方にも理解しやすいです。
グラフを作る前のデータ処理についても、Power Queryの処理をフルカラーで紹介しているため、こちらも初めて触る方には
また、作成後のグラフの操作についても説明しているため、可視化後グラフを利用する方にとっても役に立ちます。
一方で、Power BI Pro(有料版)でしか使えない機能の紹介もいくつかあるため、無料版利用の方は紹介された通りに使用できないことに注意してください。
ただ総じてフルカラーで細かく紹介しているのでまずは触ってみようという方におすすめで、私もこの本で学びながらPower BIを最初に触りました!
Power BI入門
こちらもPower BIの入門書ですが、概要や考え方がしっかり書かれています。
特徴としてはデータとは?BIとは?やPower BIの特徴、ライセンス体系から入っているので、BIやPower BIの重要性や経営での位置付けが理解しやすいです。
そこからグラフの作り方やデータ処理の方法について触れています。
前章で紹介した「できるPower BI データ集計・分析・可視化ノウハウ」ほど丁寧に手順を紹介していませんが、筆者がこれまでPower BIを触ってきてのポイントが要所要所にちりばめられています。
Power BIははじめてですが、Tableauなどの他のBIツールを触れたことがある方、ある程度IT分野に精通している方にはおすすめの1冊です。
Power BIの教科書
こちらの本も前章同様、Power BIの概要やグラフの作り方を紹介しています。
この本の特徴としては会話形式で進むところもあって悩みが共感しやすい、機能説明のところでワンポイントアドバイスがある、実務で使えるサンプル集ついていることです。
とくに実務で使えるサンプル集は在庫分析、需要予測といったものが取り上げられており、現場のニーズとあえばそのまま使用できると思います。
章分けも綺麗にされているので、やりたいことがすぐに探せるので、Power BIを始めた当初にすべて理解できなくても、あとから振り返りやすい1冊となっています。
まとめ:Power BIが勉強できるおすすめ本
初心者向けですがPower BIが勉強できるおすすめ本を3冊紹介しました。
Excelはよく利用されていると思いますが、そこの延長線上で同じMicrosoft製のPower BIを選ばれる方も多いと思います。
せっかくのBIツールで、Excelの延長上で使用しているともったいないので、ぜひ便利な機能を学習いただいてデータの活用が進めていただければ幸いです!
書籍での学習が苦手という方にはudemyがおすすめです。
動画での学習のため操作方法を理解しやすいです。
おすすめのコンテンツはこちらになるのでぜひ参考にしてみてください。