仕事の中で一度は耳にしたことがあるBIツールの「Tableau」。
この「Tableau」について詳しく知りたいので少し触ってみたいけれど有料で手を出せないという方も多いのではないでしょうか。
そこで無料で使えるTableau Publicについてここでは紹介してくので、Tableauのお試しで使ってみたいと考えている方は参考にしてみてください。
Tableau Publicとは
Tableau Publicとは
Tableau Publicとはデータビジュアライゼーションの機能とそれを公開・検索・共有できるTableauのサービスとなります。
Tableau同様、データからグラフ等を作成する機能はもちろん、パブリック上に保存するので自身の制作物を公開したり、逆に他人の制作物を拝見することができます。
画像・情報参考:Tableau Public
Desktop版との違いは?
細かい違いはありますが、注目すべき大きな違いは3点となります。
- 料金が無料
- 接続できるデータソースに限りがある
- 作成したVizはオンライン上のみにしか保存できない
料金が無料
冒頭でも触れましたが、Tableau Publicは無料で使用することができます。
Desktop版ですと年間10万円ほどのコストがかかります。
こちらは使用にあたって無料トライアル期間がありますが、その間にTableauを使いこなすのはかなり難しいです。
IT分野はもちろんデータサイエンティスト分野に精通し、BIツールについても他社製品を使ったことがある人であれば勝手がわかるかもしれませんが、そういった経験がない方ではこの無料トライアル期間で把握することはほぼ不可能です。
その点このPublic版ですと無料で使用できるので、お試しで触ってみたいという方にはおすすめです。
接続できるデータソースに限りがある
こちらはデメリットになります。
Tableau Publicでは接続できるデータソースに限りがあります。
いくつか例であげると・・・
- Microsoft Excel
- Microsoft Access
- テキストファイル
- JSONファイル
- Googleスプレッドシート
などが挙げられます。
上記にあげたように大量のデータを保存するデータベースには接続できないので注意しましょう。
作成したVizはオンライン上のみにしか保存できない
こちらもデメリットとなります(とらえようによっては違うかもしれません・・・)。
データからViz(フラフ)を作成しますが、ローカルには保存できず、オンライン上にしか保存できません。
そのため公開したくない情報の取り扱いには不向きです。
使用するにあたってのポイント
おすすめの使い方
ここまでTableau PublicやDesktop版との違いについて紹介してきました。
そのうえでおすすめの使い方です。
- Tableau Desktopのお試しとして使用する
- Tableauの勉強として使用する、BIツールの勉強として使用する
- オンライン上に公開してポートフォリオ代わりとする
これまでもお話ししてきましたが、TableauやBIツールを使ったことがない人にとってはお試しとして使うにはちょうどいいです。
接続できるデータソースに限りがありますが、Vizの作成方法など把握しやすいと思います。
また、オンライン上には他の方が作られたものも多くあるので、そちらを参考に勉強していくことも可能です。
さらにTableauのホームページでも記載されていますが、作成したVizを公開することでTableauのポートフォリオ代わりにもなります。
使用上の注意点
注意点としてはオンライン上に保存する点です。
社外持ち出しの禁止の情報などを扱うようなことがあれば、情報流出につながります。
そのため社会一般的に公開されているデータや個人で使用しているデータ(公開しても問題ないデータ)、このあたりを使用しましょう。
Tableau Publicのホームページにはサンプルデータも公開されているので、データがなくて困っている方はこちらも参考にしてみてください。
まとめ:Tableau Public
Tableau PublicについてDesktop版との違いを踏まえながら紹介しました。
私自身も自宅ではこのPublicを使って、Tableauの勉強をしています。
Tableauが気になる、データ活用の勉強をしてみたいという方にはおすすめですので、ぜひインストールして、使ってみてください。
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